通貨と紙幣・硬貨
通貨は人民元(CNY、元/人民元、口語では『块(クァイ)』)で、紙幣は1・5・10・20・50・100元が中心です。補助単位に角(ジャオ=0.1元)がありますが、日常ではほぼ元単位で扱います。ただし現金そのものを使う場面は激減しており、店によっては現金のお釣りを用意していないこともあります。
🇨🇳 中国 · CNY
中国は世界最先端のモバイル決済社会で、Alipay(支付宝)とWeChat Pay(微信支付)がないと生活が成り立たないほど普及しています。現金やクレジットカードが使えない場面が多いため、渡航前のスマホ決済の準備が最重要です。
通貨は人民元(CNY、元/人民元、口語では『块(クァイ)』)で、紙幣は1・5・10・20・50・100元が中心です。補助単位に角(ジャオ=0.1元)がありますが、日常ではほぼ元単位で扱います。ただし現金そのものを使う場面は激減しており、店によっては現金のお釣りを用意していないこともあります。
中国ではAlipayとWeChat PayによるスマホQR決済が圧倒的主流で、屋台・タクシー・自販機までこれで支払います。海外のVisa・Mastercardは大型ホテルや一部の店でしか使えず、日常の店ではほぼ通用しません。AlipayやWeChat Payは海外発行カードを登録して使えるようになっているので、渡航前に必ずアプリを入れて設定しておきましょう。
最近はAlipay/WeChat Payに海外クレジットカードを登録して支払うのが最も手軽で、レートも比較的良好です。現金が必要な場合は中国銀行(Bank of China)など正規銀行での両替やATM引き出しが安心です。街中の非公式な両替には応じず、偽札リスクを避けましょう。
空港の両替所はレートが悪く手数料も高いので、まとまった両替は避けましょう。今はアプリ決済が主流のため、空港では市内移動に必要な最小限の現金だけを用意すれば十分です。むしろ到着前にAlipay/WeChat Payの設定を済ませておくことの方が重要です。
中国銀行・工商銀行などの正規ATMでは、銀聯(UnionPay)対応や国際ブランド対応のものから人民元を引き出せます。すべてのATMが海外カード対応ではないため、対応マークを確認しましょう。引き出した現金は偽札に注意し、高額紙幣はなるべく大きな店で使うと安心です。
中国では基本的にチップの習慣はありません。レストランやタクシー、ホテルでもチップは不要です。一部の高級ホテルや外国人向けツアーでサービス料が含まれる場合がある程度です。
現金を使う数少ない場面では偽札に注意が必要で、特に高額紙幣は本物か確認されることがあります。観光地での『お茶に誘う』『画廊に案内する』といった高額請求の客引き詐欺は古典的な手口なので警戒しましょう。決済はすべて自分のスマホで完結させ、他人にスマホを渡さないことが基本です。
アプリ決済が主流なので現金はほとんど不要ですが、アプリが使えない万一に備えて少額の現金を持っておくと安心です。タクシーや小さな店、地方での予備として数百元程度あれば十分でしょう。基本はAlipay/WeChat Payに残高やカードを紐づけておくことが最大の備えです。