🇮🇩 インドネシア · IDR

インドネシアの旅行マネーガイド

インドネシア(特にバリ島)はリゾートとして日本人に人気ですが、お金まわりでは注意が必要な国です。桁の大きな通貨と、観光地の悪質な両替商の手口を知っておくと安心して楽しめます。都市部やリゾートではカードも使えますが、現金の出番は依然として多めです。

クイックTips

  • 両替は必ず認可両替所(PVA Berizin/Authorized)で、好レートすぎる店は罠
  • 札は自分で最後まで数え終えるまで相手に札束を渡し直さない
  • 桁が大きいのでゼロの数を毎回確認、十万札と万札を取り違え注意
  • ワルン・市場・屋台は現金必須、GrabやGojekも併用すると便利
  • ATMはルピア建てで引き出し、屋内の明るい機械を選ぶ

通貨と紙幣・硬貨

通貨はインドネシアルピア(IDR、Rpと表記)で、桁が非常に大きいのが特徴です。紙幣はゼロが多く、数千・数万・十万単位が日常的に飛び交うため、桁を数え間違えやすい点に注意しましょう。新旧の紙幣デザインが混在することもあるので、受け取った紙幣は色と額面をよく確認してください。

現金とカードの使い分け

ホテル、大型店、観光客向けレストランではカードが使えますが、ワルン(食堂)、市場、屋台、小さな土産物店、地方では現金が基本です。バリのタクシーや配車アプリ(Grab/Gojek)も使えますが、現地は依然として現金社会の側面が強いので、こまめに現金を用意しておくと安心です。

一番得する両替方法

両替はバリやジャカルタの認可両替所(Authorized Money Changer、PVA Berizinの表示)を選ぶのが鉄則です。『手数料無料』『破格の好レート』をうたう街角の小さな両替商は、後述する手口で抜き取る悪質店が多いので避けましょう。銀行や大手の正規両替所、評判の確かな店を選び、提示レートが良すぎる店は逆に疑うのが安全です。

空港両替の罠

デンパサール(バリ)やジャカルタの空港両替所は市内よりレートが劣る傾向があります。空港では当面の交通費程度だけ替え、まとまった額は市内の認可両替所で替えるのが基本です。ただし市内でも悪質店があるため、空港の正規カウンターの方がむしろ安全な場合もあり、レートと安全性のバランスで判断しましょう。

ATMの使い方

BCA、Mandiri、BNIなど大手銀行のATMが利用でき、海外カードでルピアを引き出せます。ATMによって一度に出てくる紙幣の額面(5万札か10万札か)が異なり、引き出し限度額も変わるので画面表示を確認しましょう。スキミング防止のため銀行併設や屋内の明るいATMを選び、引き出しはルピア建て(DCC回避)にします。

チップの習慣

インドネシアに厳密なチップの習慣はありませんが、観光地では感謝の気持ちとして少額を渡す文化が根付きつつあります。多くのレストランやホテルでは料金にサービス料と税(プラスプラスと呼ばれる加算)が含まれていることが多く、その場合は追加チップは不要です。スパやポーター、ドライバーには少額の心づけが喜ばれます。

お金のトラブル・詐欺に注意

バリで特に多いのが悪質両替商の手口です。電卓で好レートを見せて安心させ、札を数える途中で素早く札を抜き取る、わざと混乱させて少なく渡す、といった手法が典型です。対策は、認可両替所を使う・自分で札を一枚ずつ最後まで数え終えるまで札束を相手に渡し直さない・札を渡されたら絶対に手を離さない、ことです。

現金はいくら持つべき?

ワルンや市場、屋台、ドライバーへの支払いなど現金の出番が多いので、1〜2日分の食事・移動・買い物をまかなえる現金を持っておくと便利です。ただし桁が大きく財布がかさばるため、大金は一度に持たず宿のセーフティボックスを活用し、必要に応じて認可両替所やATMで補充するのが安全です。

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