🇦🇪 アラブ首長国連邦 · AED

アラブ首長国連邦の旅行マネーガイド

ドバイやアブダビを擁するUAEは、中東のなかでも治安がよく旅行しやすい国です。通貨はディルハム(AED)で、米ドルに連動した安定した通貨。キャッシュレスがかなり進んでいる一方、伝統的なスーク(市場)では現金と値切りが基本になります。

クイックTips

  • スークでは値切りが前提。提示価格の半額あたりから交渉を始める
  • メトロ・バス・トラム用にNolカードを最初に用意すると移動が楽
  • 両替は空港でなくAl Ansariなど市内の大手両替商で
  • ATMでは『AED(現地通貨)で引き出す』を選びDCCを断る
  • ディルハムは米ドルペッグで安定。慌てて大量両替しなくてよい

通貨と紙幣・硬貨

通貨はディルハム(AED)で、補助単位はフィルス(1ディルハム=100フィルス)。紙幣は色分けされていて見分けやすく、硬貨は1ディルハムや50フィルスなどが流通しています。米ドルにペッグ(連動)しているため、為替が大きく動きにくいのが特徴です。

現金とカードの使い分け

ドバイ・アブダビはカード社会で、ホテル・モール・レストラン・タクシーまで幅広くクレジットカードが使えます。メトロやバスは交通系のNolカードが便利。一方でスークの屋台、小さな商店、ローカルなマーケットでは現金が必要になるので、少額のディルハム現金は常に持っておきましょう。

一番得する両替方法

UAEは両替商(Exchange)が充実しており、空港よりも市内の両替所やモール内の両替カウンターのほうがレートが良いのが定番です。Al Ansariなど大手の両替チェーンは信頼でき、複数店でレートを比べると差が分かります。日本円からも両替できますが、米ドルを経由したほうが有利なこともあります。

空港両替の罠

ドバイ国際空港などの到着ロビーの両替所はレートが市内より不利で、手数料も高めです。空港では当面のタクシー代など最低限だけ替え、本格的な両替は市内の両替商で行うのが鉄則です。Nolカードやクレジットカードがあれば、空港での多額の両替は不要です。

ATMの使い方

銀行ATMは空港・モール・街なかに豊富にあり、海外発行カードでもディルハムを引き出せます。多くのATMで『現地通貨(AED)で引き出す』を選び、DCC(その場で円換算する方式)は断るほうが割安です。ATM自体の手数料がかかる場合があるので、一度にまとめて引き出すと効率的です。

チップの習慣

UAEではチップは義務ではありませんが、感謝の習慣として広く根づいています。レストランでサービス料が含まれていない場合は1割程度、ホテルのポーターやハウスキーピングには少額の現金を渡すとスマートです。タクシーは端数を切り上げる程度で十分です。

お金のトラブル・詐欺に注意

治安は良好ですが、スークでは最初の提示価格が高く設定されていることが多く、値切り交渉が前提です。無許可の両替や『特別レート』をうたう路上の声かけは避け、正規の両替商を使いましょう。タクシーは正規のメーター利用を確認すると安心です。

現金はいくら持つべき?

基本はカードで足りるため、多額の現金を持ち歩く必要はありません。スークでの買い物、チップ、ローカル店での飲食用に、数日分の少額ディルハムを財布に入れておけば十分です。大金は分散して持ち、ホテルのセーフティボックスを活用しましょう。

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